日本トイレ協会の研究会にクラシアンが登壇!トイレの維持管理に関する講演をレポート

日本トイレ協会の研究会にクラシアンが登壇!トイレの維持管理に関する講演をレポート

2019年7月26日

30年以上にわたり、トイレ文化の創出と快適なトイレ環境の創造、社会的課題の改善を目指し活動している一般社団法人日本トイレ協会。そのメンテナンス研究会が開催する定期研究会に、クラシアンがスピーカーとして登壇しました。

講演の様子

水まわりに携わる企業として、知見を広げるために参加している協会の活動。
協会の会員はメーカーや設備管理業者、大学の研究者や学生、建築家など多岐にわたります。

今回は「家庭のトイレや蛇口で起こるトラブルの数々を紹介して欲しい」というリクエストがあり、定例研究会にて講演の機会をいただきました。メンテナンス研究会2019年度総会の後に開催された定例研究会には、会場いっぱいの参加者が。近年、公共トイレに関する話題は社会問題として頻繁に取り上げられており、その注目度の高さがうかがえます。

講演でははじめに、法人営業本部本部長の大江が“くらしに安心を提供する”というクラシアンの理念や全国に広がるネットワークを説明。詰まりや水漏れに24時間受付・365日対応する「緊急メンテナンス事業」、企業からの依頼にワンストップで対応する「法人事業」、水まわりリフォームを手がける「リフォーム事業」という3つの事業を紹介しました。

講演の様子

続いて法人営業本部法人企画課の上條が、一般家庭での水まわりトラブルについて解説。緊急メンテナンスでの使用機材やトラブルの実例、設備工事・リフォーム工事の実例などを、ふんだんな写真を交えて説明しました。
また、公共施設の詰まり事例についても紹介。多くの人が利用する公共トイレはトラブルが起きやすく、維持管理の対応・技術が課題となります。どのように公共トイレの環境を保つのか、参加者の興味・関心が集まる議題となりました。


参加者との質疑応答を一部抜粋して以下にご紹介します。

——サービスの範囲を教えてください。

一般家庭の水まわりで起きる水漏れやつまりといったトラブルの緊急対応、水まわりリフォームのほか、給湯器の交換やトイレ・浄水器のオリジナル商品の販売も行なっています。
法人部門では、ご契約法人様の設備における水まわりの緊急トラブル対応、設備工事、保守メンテナンスなどを行なっています。

——クラシアンに入社するとどのような研修があるのですか?

入社後1ヶ月目は同時期に入社したスタッフと寮生活を送りながら、座学と実技の集中研修を行います。さまざまな水まわり機器が揃った研修施設があり、専任の講師から工具の名前や使い方、クラシアン人としての心構えやビジネスマナーを習得します。 2ヶ月目は先輩のアシスタントとしてお客様を訪問し作業やお客様対応の流れを身につけ、3ヶ月目からは先輩のサポートを得ながらお客様を訪問してスキルを高めていきます。

——どうやってスタッフの技術レベルを保っているのですか?

1年に1度、サービススタッフの技術と意欲向上を目的とした「技術コンテスト」を実施しています。段取りの良さや的確な動作、施工の精度とスピード、取り組み姿勢などを審査し、管工事部門は支社とエリアの予選を勝ち抜いたスタッフだけが本戦に出場できます。
また、資格取得支援制度を設け、給水装置工事主任技術者試験やガス器具の設置・交換に必要な資格取得のための講習会も実施しています。


クラシアンはこれからも水まわりに携わる企業として積極的に情報交換を行い知見を広げ、快適なトイレ環境の創出に寄与し皆様のくらしに安心をお届けできるよう活動してまいります。


《講演概要》
■日時:2019年6月28日(金)15:00~16:45
■テーマ:一般家庭における水漏れやトイレ詰まりの実態と公共トイレの課題について
■講師:
(株)クラシアン 法人営業本部 本部長 大江一史
(株)クラシアン 法人営業本部 法人企画課 上條英二
■会場:東京都千代田区西神田