トイレの水が止まらずパニック！2時間足らずでトイレ交換完了！

「トイレの水が止まらない」と慌てた様子のお客様よりお電話をいただきました。お電話口でトイレの止水栓を回して水を止める方法をお伝えしましたが、うまくいかないご様子。すぐにお客様のご自宅に急行しました。到着して確認すると、1階・2階にあるトイレの内1階のトイレの水が流れたままになっています。
「まずは水を止めて欲しい、トイレ交換も検討しているので、修理の場合と交換の場合の見積もりがほしい」とのことでした。

まずは水を止めて落ち着いていただきます。しかしトイレの止水栓を回そうとしましたが、固着して堅くなり動きません。無理に回そうとすると破損して水漏れを起こしてしまうので、大元の水道の元栓を閉めさせていただきました。

次にタンク内を点検すると、内部の部品が破損しています。お客様はちょうどクラシアンを含めた複数社でトイレ交換を検討していたタイミングで、今回のトラブルが発生したとのこと。
お客様には部品交換でも修理が可能な旨をお伝えしつつ、本体ごとの交換に関してもご説明・お見積もりさせていただきました。交換は修理より費用がかかるものの、以前から検討されていた交換工事を行うことに決定しました。

書類にサインをいただき、すぐにトイレ交換に取り掛かりました。
まずは止水栓から交換していきます。止水栓を交換して1階のトイレだけ止水できる様にすれば元栓を開けられるので、2階のトイレやキッチンなど他の水まわりをご使用いただけます。

また、トイレの交換工事で大事なのは寸法の確認です。それは、寸法によって取り付けできない商品や、設置方法が変わる商品もあるため。さらに、便器を外した際に縁取るように残ってしまう汚れやキズも、交換するリフォーム用便器によっては覆い隠せる場合もあるからです。
トイレ交換を行う際は内装も一緒に工事してキレイにするのがおすすめです。しかし、フローリングの床の場合はクッションフロアに比べ、張替工事が少し大がかりになることも。今回のトイレ交換では、設置面が広めに設計されているリフォーム便器により、古い便器の跡を目隠しすることができました。