キッチンの施工事例

食洗機用の分岐水栓が新居で取り付けできない！とお困りでした

以前使用していた食洗機を新居に設置するため、分岐水栓を取り付けようとしてもうまくいかずご連絡いただきました。分岐水栓が新居の水栓に対応していないことを確認。水栓自体を食洗機対応のものに交換させていただきました。

新居のキッチン水栓を食洗機に接続できるものに交換

引っ越し前に使用していた据置型の食洗機を新居のキッチンに取り付けようとしたものの、うまくいかないということで、マンションの管理会社様経由でクラシアンにご連絡をいただきました。
以前はキッチンの水栓に分岐水栓を取り付け、据置型食洗機に給水していたそうです。新居でも食洗機を使えるように、以前使用していた分岐水栓を新居の水栓に取り付けたいというご要望でした。

食洗機を使用するためには、電源コンセントと水圧のかかった水が必要です。卓上に置くタイプの据置型食洗機には、蛇口から出る水とは別のルートで食洗機へ水を取り込む必要があり、水栓に分岐水栓を取り付けなければなりません。

お客様の新居にお伺いし確認すると、残念ながら以前使用されていた分岐水栓はTOTO製、新居の水栓はLIXIL製。お客様がお持ちの分岐水栓では対応しておらず、新居のキッチン水栓には取り付けできませんでした。
蛇口に不具合等は無いため水栓として使用するには問題ないものの、お客様に取り付けできない旨をご説明し、食洗機を使えるようにする方法を2つご提案させていただきました。

１、お持ちの分岐水栓に対応可能な水栓を取り付け、その水栓に分岐水栓を取り付ける。
２、食洗機用の分岐金具が取り付け可能な分岐口がある水栓を取り付ける。

お客様は新居に長く住む予定ということもあり、「2」の食洗機用の分岐口がある水栓への交換を選ばれました。

新しい水栓を取り付ける際は、食洗機のホースが邪魔にならないよう、位置と角度に気をつけます。分岐水栓のレバーも、お客様が使用しやすい角度を確認していただきながら設置しました。
新しい水栓は本体の左右に取り付け穴が存在し、向かって左側に付けるとお湯が分岐され、右側に付けると水が分岐されます。今回はシンクに向かって左側に食洗機を設置予定で、お湯の使用がおすすめの食洗機でもあったため、左側から分岐して接続しました。ちなみに反対の位置に設置を希望される場合でも、Ｕ字の分岐金具を使用すればご対応が可能です。

お客様には使用方法のご説明とともに、今後もし食洗機を使用しなくなった場合の対応もご説明し、水栓の付属レンチ・部品と保証書をお渡しして完了しました。

食洗機のホースを接続できる専用水栓

お客様の反応

食洗機が使えないのではないかと不安を感じられていて、使えるようになって本当に助かりましたと感謝していただきました。また、以前は水分岐で使用されていたそうで、これからはお湯で食洗機を使用できることも、とても喜んでいただけました。
また、水栓の交換にはキッチンの分解が必要と思われていたようで、1時間足らずで交換できることに大変驚いておられました。

お客様からは、食洗機を買い換えた場合の対応についてもご質問をいただきました。国産メーカーであれば基本的に共通サイズのホースが使用されているため、付け替えるだけで工具を使用せずに簡単に交換が可能です。