地面から水が噴出！給水管が根元から折れた散水栓

企業様より「配管が折れて水が止まらない」とご連絡がありました。駆けつけると屋外の散水栓が根元から折れており、状況を確認するために水道の元栓を開けると、水が勢いよく噴き出してきます。元栓を開けられないので、建物全体で水が使用できない状態でした。

修理には社内で本部に承認を得る必要があるとで、お見積もりをお渡しして一旦引き取りましたが、当日の午後にご承諾のご連絡をいただき、その日の内に再度ご訪問して施工に取り掛かりました。

まずは散水栓の周囲をブルーシートなどで養生（保護）し、グラインダー（サンダー）という工具でコンクリートに切れ込みを入れます。全体が崩れてしまわないよう慎重な作業が必要だったため、機械ではなくたがねを使って手で削っていきました。

砂利を取り除き、配管が露出して作業できる深さまで土を掘り進めていきます。折れたパイプを切り離して新しい配管を組んだら、水道の元栓を開いて水漏れがないことを確認。新土を入れて、コンクリートを削った箇所をモルタルで補修。改めて水漏れが起きていないか点検し、清掃をして作業完了です。