屋外の施工事例
元栓を閉めても水が止まらない!古くなった元栓を交換
水道の元栓を閉めても水が止まらないというお客様。設置から35年が経過しており、交換する必要がありました。給水管の水の流れを止めるために仕切弁を閉めると近隣の住宅まで断水してしまうため、給水管を凍結させて元栓を交換しました。
給水管を凍結させて断水せずに水道の元栓を交換!
「水道の元栓が壊れていて止められない」というお客様より、元栓(メーターバルブ)を交換して欲しいというご連絡をいただきました。普段あまり触ることがない水道の元栓は、設置から何十年も経過するといつの間にか閉まらなくなっていたり、閉めても水が止まらなくなっていたりすることがあります。こちらのお客様のご自宅でも、元栓を閉めても水が止まらなくなっていました。
自宅の敷地内に設置されている元栓は個人の所有物となるため、故障した際は自分で修繕しなければなりません。元栓を交換するには給水管を流れる水を止める必要がありますが、そのためには公道側にある水道管の仕切弁を閉めなくてはなりません。
水道局に確認したところ、こちらの住居につながる仕切弁を閉めると、近隣約30世帯が断水になってしまうとのこと。多くの方に影響が出てしまうため、お客様とご相談して他の手段で水を止め、元栓を交換することになりました。その水を止める手段とは「凍結」です。
元栓付近の給水管を地中から露出させ、ドライアイスを用いて管内の水を凍結させます。水が凍結している間に給水管を切断し、元栓を交換。35年という給水管の使用年数と素材の種類を考えると、凍結の影響で管が割れてしまう可能性があったため、最小限の凍結で済むように慎重に作業を進めました。
給水管内の水が解凍した後、水漏れがないか等を確認。地中に埋め戻してレンガを元通りに並べて復旧し、元栓の交換作業完了です。
施工場所① 屋外
- 交換前使用年数
- 35年
- メーカー
- 日邦バルブ
- 品番
- A-VP-C-13
- 施工時間
- 2時間
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