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水道管の洗浄が必要なのはどんな時?どうやって洗浄する?

シンクの排水口

水道管の洗浄が必要なのはどんな時?どうやって洗浄する?

【クラシアン】水道管の洗浄を行ったことがありますか。組合などにより管理されているマンションでは、専門業者が定期的に高圧洗浄機で排水管の洗浄を行っています。なぜ定期的なメンテナンスが必要で、水道管の内部をどのように洗浄しているのかをご紹介します。

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排水管つまりが起きる前に!予防の水道管洗浄

シンクの排水口

水道管の洗浄を行ったことがありますか。
組合などにより管理されているマンションでは、専門業者が定期的に高圧洗浄機で排水管の洗浄を行っています。しかし一戸建ての持ち家では自身で管理・手配しなければならず、つまりなどが発生してから慌てるケースが多く見受けられます。なぜ水道管(排水管)の洗浄が必要なのでしょうか。また、どんな時に洗浄するのが良いのでしょうか。

定期的な水道管(排水管)の洗浄が必要な理由

どんなに気を付けて生活していても、排水口には「本来流してはいけないもの」が流れていきます。キッチンであれば鍋やお皿に付着した油脂や食材カス、浴室や洗面所であれば毛髪などの水に溶けないもの。さらには石鹸カスや洗剤カスも、排水口から流れていくと水道管の中でヘドロのような形状になってしまいます。

それらが水道管の内側に付着し、蓄積されていくとどうなるでしょう? 内部で雑菌が繁殖して悪臭を放ったり、管内をふさいでつまりを引き起こしたりするのです。そういったトラブルを防ぐためには、定期的な水道管の洗浄が欠かせません。

義務ではない管洗浄を行うのは必要性が高いから

飲食店では数ヶ月ごとに業者が入って高圧洗浄機により洗浄するのが一般的。マンションでも年に1〜2回程度の定期清掃が行われているはずです。マンション管理において、排水管の清掃は法的に定められた点検項目ではありません。しかし、仮に一つの部屋でつまりが発生すると、縦管で水道管を共有している他の部屋でも排水が逆流するなどのトラブルを引き起こしてしまいます。そのため、きちんと管理されているマンションでは定期的に洗浄を実施しているのです。

洗浄するのはトイレ以外の雑排水管

一般的に水道管の洗浄を行う必要があるのは、「雑排水管」と呼ばれる排水管です。これはキッチン・浴室・洗面所・洗濯機などからの排水を流すための管。前述したように、内部では油が冷えて固まりとなって付着したり、毛髪などがからみついてふさいだりするため、洗浄が欠かせません。トイレの排水管は「汚水管」と呼ばれる太い管で、汚れが管に付着することはあまりなく、定期的な洗浄は行いません。

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場所別・排水管洗浄が必要なタイミング

一戸建ての場合は集合住宅のように他の住人に迷惑をかけることはほとんどありません。それでもトラブルを未然に防いで水道管の劣化を防ぐために、数年に一度の定期的な洗浄がおすすめです。 しかし、特につまりなどが発生していない段階で水道業者に依頼するのは、ハードルの高さを感じるのも事実。それでは最低限、どんな時に水道管洗浄を行うべきなのでしょうか。

キッチンで水道管の高圧洗浄が必要な時

固形物を流してしまった訳ではないのに排水の流れが悪くなった時は、パイプクリーナーを試してみましょう。それでも改善されない場合、トーラーのようなプロが使う道具でつまり除去を行うか高圧洗浄が必要になるでしょう。悪臭がひどい時も高圧洗浄で解消できる可能性があります。水道業者に実際に現場を見てもらい、相談してみましょう。

浴室で水道管の高圧洗浄が必要な時

水を流した時や水を流した後にゴポゴポと異音がする場合は、つまりが起こりかけているかもしれません。また、排水口から汚水が逆流し、排水口内の手の届く範囲を掃除しても解消しない場合は、排水管の奥や排水マスでつまりやトラブルが起きている可能性が考えられます。水道業者に高圧洗浄機での水道管洗浄を相談しましょう。

洗濯機で水道管の高圧洗浄が必要な時

洗濯機は意外とつまりトラブルが多い場所。排水に糸くずや洗剤カスが含まれる上、排水口は掃除しづらい場所にあることも多く、ホコリがたまりやすいことも原因です。洗濯機で何度もエラーを繰り返す場合、排水つまりが起きているケースがあります。防水パンに排水が溢れていたり排水口から悪臭が漂ったりしている場合は、水道業者に点検してもらい必要に応じて高圧洗浄を依頼しましょう。

洗面所で水道管の高圧洗浄が必要な時

排水管が細い洗面台では、排水トラップがつまりの原因となっているケースが多くあります。排水トラップを外せる場合は、取り外して洗浄してみましょう。それでつまりが解消するのであれば、高圧洗浄をする必要はないでしょう。排水トラップを自分で洗浄できない場合は、水道業者に相談しましょう。

排水マスの洗浄が必要な時

家庭の排水が流れ込む排水マスに汚れが蓄積していたり、木の根や土砂が入り込むなどのトラブルが起きていたりすると、つまりや悪臭などを引き起こすことがあります。排水マスの周囲に汚水があふれているなら、つまりのサインかもしれません。 屋外にある排水マスは場所すら認識されていないこともありますが、きちんと管理されていないと生活に支障が出るトラブルになりかねません。確認して問題があるようなら水道業者に洗浄を依頼しましょう。

水道業者による排水管洗浄・排水マス清掃とは

クラシアンの排水管清掃

水道業者が排水管を洗浄する場合、室内の各排水口と屋外の排水マスから業務用の高圧洗浄機を差し込み、水道管の内側の汚れを洗浄します。

クラシアンで排水管の高圧洗浄および排水マスの清掃を行う場合、一戸建てのすべての排水管およびマンホールを27,500円(税込)でご対応しています。排水管の長さに応じて追加費用が発生する業者や、排水マスの清掃は別料金となっている業者もありますので、実際の作業を依頼する前に必ず見積もりを取るようにしましょう。

少なくとも、5年の間に一度も管清掃をしていないご家庭は、つまりが起きて手遅れになる前に高圧洗浄を行うことをおすすめします。

排水管ではなく給水管トラブルの場合は管交換が必要

同じ水道管でも、定期的に洗浄が行われる排水管に対し、給水管の洗浄はあまり行われていません。給水管には清潔な水が流れているため基本的に衛生と考えられていますが、築年数の経った建物では不純物などにより錆や水垢が発生することがあります。

また、給水管の素材が水道用亜鉛メッキ鋼管の場合や、継手部分に亜鉛メッキ素材が使われている場合は、管の寿命自体が短く腐食や錆が発生しやすくなります。今でもこれらの水道管を使用している場合は、洗浄ではなく管自体の交換が必要です。
なお、現在は水道用亜鉛メッキ鋼管の給水管への使用は禁止されています。

まとめ・水道管の洗浄は定期的に!

トラブルを防ぐために本来は定期的な洗浄が望ましい排水管。水道業者による排水管の洗浄が必要なタイミングは、下記の通りです。

  • 5年以上の間、一度も洗浄していない
  • 排水の流れが悪くなったり、逆流したりする
  • 水を流す時や水を流した後にゴポゴポと異音がする
  • 排水マスの周囲に汚水があふれる時がある
「排水口」と「排水溝」の違いとは?

「排水口」と「排水溝」を混同し、誤用しているweb記事が多く見受けられます。「排水口」の意味は、排水が流れ込んでいく排水パイプの入り口。一方「排水溝」は、屋外に設置された溝型の排水経路です。金属製の格子状の蓋などで塞がれていることが多く、いわゆる「ドブ」と呼ばれているものが「排水溝」です。

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