目次

1. 1. 水道の配管工事は誰がやっているのか
2. 2. 水道の配管工事を行う「配管工」とは？
3. 3. 水道管工事を検討する際の注意点
4. 4. 失敗しない指定水道工事店の選び方
5. 5. まとめ：配管工事は水道局指定工事店へ依頼しましょう！

水道の配管工事は誰がやっているのか

生活に欠かせない配管は、暮らしを支えているインフラの一部。
その配管を工事しているのは一体誰なのか、考えたことはありますか？
また、水の配管でトラブルが起きた際、どこに修理を依頼すれば良いのでしょうか。

当たり前のように水が出てくる蛇口。その蛇口から水が出るためには、宅内に配管を新設・補修する工事を行う人々がいます。
家は、水回りの衛生設備・空調設備・電気設備などが揃って初めて人が住めるようになります。
その中でも、水まわりの設備を担うスペシャリストが「配管工」と呼ばれる人たちです。

今回は、配管工に依頼が必要なトラブルを依頼先の選び方とともにご紹介します。

水道の配管工事を行う「配管工」とは？

水やガスの通り道となる「配管」。当たり前に使用していると意識しませんが、故障やトラブルが発生して使用できなくなると生活に大きな支障をきたします。
この配管を工事して設置しているのは大工さんではありません。配管の目的に応じて、さまざまな技術者が配管工事を行なっています。さまざまな「配管工」の種類をご紹介します。

衛生配管工

給水管や給湯管・排水管の設置工事を手がけます。給水管は水を、給湯管はお湯を蛇口へ供給、排水管の中にはトイレなどからの下水などが通るため、技術はもちろん資質やモラルも求められます。住宅の新築やリフォームでは、各水回り機器の設置工事なども行います。

配管工の仕事は、必要な知識や技術、業務内容が大きく異なります。衛生配管工 は生活に身近な水道の配管工事を行っており、資格を取得することによって、より高度な配管工事をしたり、責任者になったりすることができます。

ガス配管工

都市ガスやプロパンガスなどを住宅に供給する配管工事を行います。万が一ガスが漏れると中毒や爆発が発生する危険を伴うため、高度な技術力が求められます。

医療ガス配管工

病院で使用される酸素や窒素、笑気といった医療用ガスの配管を行います。一般住宅の配管工事を行うガス配管工とは区別されます。

空調配管工

一般的にダクト工事と呼ばれる配管工事を行います。高層ビルや商業施設などの建物内部に空気を行き来させる、空調のための配管工事です。

防災設備配管工（消火配管工）

ビルやマンションに設置が義務付けられているスプリンクラーへの、屋上給水塔からの配管を担います。消火設備のスペシャリストです。

プラント配管工

薬品などが流れる工場の配管を専門的に扱います。漏出などの事故が起きると人体に悪影響を及ぼしたり公害問題に発展したりするため、高い工事精度が求められます。

この中でも、日常生活に深く関わる事が多いのが衛生配管工です。
給水管の漏水や破損などのトラブル、排水管の劣化や深刻な詰まりによる補修などは、配管工の仕事になります。

では、衛生配管工が具体的にどのような仕事をしているのかをご紹介していきます。

水道管工事を検討する際の注意点

水道工事は無資格でもできるものと、決まった業者しかできないものがあります。資格を保有する業者しかできない工事を素人が行うと、水道法に違反することになり、過料が科されたり、水道が止められたりすることもあるので注意が必要です。

ここでは、無資格でできる工事と決まった業者でなければできない工事には、それぞれどのような工事があるのかを解説します。

個人や無資格で行える水道管工事

配管に関連する工事は資格を持った業者でしか対応できませんが、給水装置に該当しない工事なら、無資格でも行えます。
例えば、シャワーヘッドの交換や蛇口内部のパッキンの交換などは、素人が行っても問題ありません。自力で修理できるのであれば、費用を抑えられる場合もあります。

決まった会社のみ行える水道管工事

水道局の指定業者でなければできない工事として、給水管の修理があります。給水管の修理や移設、増設は、指定水道工事店でなければ行うことができません。

そのため、水道の修理を依頼するときは、依頼先が対応可能な修理の範囲について確認しておきましょう。

水道工事店の指定を受けるためには、全国共通の3つの基準要件を満たす必要があります。

• 事業所ごとに「給水装置工事主任技術者」を置くこと
• 厚生労働省が定める機械器具（管の切断用器具や加工用器具、水圧テストポンプなど）を所有していること
• 欠格要件（不正や不誠実な行為をするおそれがあるなど）に該当しないこと

給水装置工事主任技術者は、給水装置工事に関する技術上の管理や工事従事者の技術上の指導監督を行います。水道工事の計画立案、資材や機材の選定を行い、給水装置の構造や材質が政令で定められた基準に適合しているかをチェックする国家資格です。

また、排水設備工事の設計や施工管理を行う際には排水設備工事責任技術者資格の保有が必要です。下水道排水設備指定工事店には、排水設備工事責任技術者を置くこと が義務付けられています。

このように、水道局が公的に認定している「指定水道工事店」になるためにはさまざまな要件があります。指定水道工事店でなければできない配管工事・水道工事があるので、水のトラブルで修理業者を探す際は注意が必要です。

クラシアンでは排水管の工事にも対応しております。工事の費用は、配管の状況によって変わってきます。まずは実際の状況をご確認してからお見積り致しますので、電話相談・お見積り無料のクラシアンまでお気軽にご連絡ください。

失敗しない指定水道工事店の選び方

数多くある指定水道工事店ですが、サービス品質にはバラツキがあります。それはクラシアンのように全国各地に営業所を 展開してコールセンターを開設している企業もあれば、小規模な町の設備屋さんまで、さまざまな水道業者があるからです。

水のトラブルでの緊急時は慌ててしまいがちですが、指定水道店の中でも下記の条件を満たす水道業者を選ぶと安心です。

• 水道メンテナンスをメインに業務しており、数多くのトラブルを解決している業者
• 24時間受付・365日対応
• 点検・見積無料
• 後払い・キャッシュレス支払いOK

水道のトラブルはいつ起こるかわかりません。場合によっては水回りが使えなくなる事もあり、生活に密着している給排水が使えないと非常に困ります。

緊急の際、「とりあえずご近所の業者に依頼する」という方もいるかもしれません。しかし、日中は家にいられない・水回りが使えなくては困るので緊急で直したいなど事情がある場合は、24時間365日対応の業者を検討するのもいいでしょう。

クラシアンでは、24時間365日受付で身の回りの水道修理を受け付けておりますので、お困りの際はお気軽にご連絡ください。

まとめ：配管工事は水道局指定工事店へ依頼しましょう！

今回は、配管工事を行う「配管工」についての情報や、配管工に依頼すべき水道トラブルの内容をご紹介しました。

給排水のトラブルやリフォームなど、大掛かりな水道工事は専門の業者や指定水道工事店へ依頼をするのが確実です。
また、一見DIYで行えるような小規模な配管工事も、実は指定店の認可が必要であったり 、器具によっては給水管の位置、排水管の位置、コンセント、ガスコックの位置などバランスを全て熟知していないとそこから起因して大規模な改修が必要となったりする場合もあります。

クラシアンのような指定水道工事店なら、大規模な工事に伴い自治体への申請が必要になった場合でも、対応することができます。

また、施工の依頼だけではなく修理の見積もりや、リフォームの相談なども承っておりますので、いざというときのためにあらかじめ指定水道工事店をチェックしておくとよいでしょう。

クラシアンでは、給水管や排水管の工事も実施しております。水道局指定工事店ですので、水道工事も安心してご依頼ください。