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洗濯パンの取り付け・交換手順

洗濯パンの取り付け・交換手順

【クラシアン】「洗濯パン」や「防水パン」と呼ばれる、洗濯機の下に設置されたトレイ。設置されていないご家庭や、買い換えたい洗濯機のサイズと合わずに困っているご家庭もあるかもしれません。そんな洗濯パンの役割と、取り付け・交換の流れをまとめます。

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洗濯パンの役割と取り付け手順

水漏れを防ぐ洗濯パン

「洗濯パン」や「防水パン」と呼ばれる、洗濯機の下に設置されたトレイ。設置されていないご家庭や、買い換えたい洗濯機のサイズと合わずに困っているご家庭もあるかもしれません。そんな洗濯パンの役割と、取り付け・交換の流れをまとめます。

そもそも洗濯パンは必要?

上階で水漏れした天井

洗濯機から出る水と排水口をつないでいる洗濯パンですが、役割はそれだけではありません。「防水パン」とも呼ばれる通り、万が一洗濯機からの水漏れトラブルがあった場合に水が流出するのを防いでくれるのが洗濯パンです。

洗濯機の排水口がホコリや糸くずでつまったり、いつの間にか排水ホースがつぶれていたり、洗濯機の水栓(蛇口)が劣化していたりと、洗濯機まわりの水漏れトラブルは意外に起こるものです。

洗濯機をまわしたまま外出している間に漏水が起きたら、家中が水浸しになって家具や家電が壊れてしまうかもしれません。特に集合住宅の場合は、階下の部屋に漏水して内装や家財を保証することになると、莫大な損失になってしまします。

洗濯パンはそういったリスクを最小限に抑えてくれますし、洗濯機下の結露から床を守る役割もあります。また、重くて簡単に動かせないドラム式洗濯機を使用している場合は、排水口の点検や清掃をしやすくするために、かさ上げタイプの洗濯パンを設置するのがおすすめです。

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洗濯パンの取り付け・交換手順

  1. スタッフがお伺いして、適切なサイズや規格を確認します。床下の点検口の位置、排水口の位置により設置方法が異なります。新しい洗濯パンを設置することで洗濯機の位置が高くなり洗濯機用水栓とぶつかってしまう場合は、蛇口のかさ上げ工事も必要になるのでご注意ください。
  2. お見積りをご確認いただき設置工事を行います。壁にぴったりつけて設置すると洗濯機が置けない場合もあるので、取り付け位置にも注意が必要です。
  3. 洗濯パンと排水トラップ、排水管をつなぎます。洗濯機を設置し、排水ホースと洗濯パンを排水エルボでつなぎます。

簡単な構造のように見える洗濯パンですが、排水トラップや排水管との接続を伴うため、作業はプロに任せた方が良いでしょう。DIYで失敗すると、防水のために設置するはずが漏水を招く事態になってしまいます。

洗濯パンの取り付け・交換にかかる費用

クラシアンの場合、作業料金16,500円(税込)+材料費から。洗濯パンは種類によりさまざまですが、数千円程度からお取り扱いがあります。また、床下の配管の構造や排水口の位置、蛇口の高さなどにより作業費用と必要な材料費は変化しますので、お見積もりでご確認ください。

その他水のトラブル ・水漏れ(洗濯機まわり・受水槽・寒冷地作業) についてのサービスと料金 | クラシアン

「排水口」と「排水溝」の違いとは?

「排水口」と「排水溝」を混同し、誤用しているweb記事が多く見受けられます。「排水口」の意味は、排水が流れ込んでいく排水パイプの入り口。一方「排水溝」は、屋外に設置された溝型の排水経路です。金属製の格子状の蓋などで塞がれていることが多く、いわゆる「ドブ」と呼ばれているものが「排水溝」です。

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