洗面台(洗面所)リフォームを成功させるポイントと費用相場
洗面台(洗面所)リフォームを成功させるポイントと費用相場
【クラシアン】洗面台(洗面所)のリフォームを検討する際に押さえるべきポイントと、洗面台交換にかかる費用の相場をご紹介します。洗面台の交換に何を求め、リフォームでどんな暮らしを実現したいのかをイメージしてから業者に相談すれば、納得する工事ができるでしょう。
- 洗面所
- バリアフリー
- リフォーム
- 交換
クラシアン編集部
最終更新日:
記事公開日:
洗面台交換&洗面所リフォームガイド
洗面台の交換や洗面所のリフォームにより、どんな暮らしを手に入れたいですか?
洗濯物のつけ置き洗いをしやすい広い洗面ボウル、豊富な収納、衛生的なタッチレス水栓、身だしなみに便利な三面鏡など、洗面所に求める機能は人によりさまざま。リフォーム後の暮らしを具体的にイメージして優先順位をつけてから業者に相談すれば、満足度の高い工事ができるでしょう。
今回は、洗面台の交換や洗面所のリフォームで押さえておきたいポイントと、リフォームに必要な費用の相場をご紹介します。
洗面台を交換する前に改めて考える「大切なこと」
自分にとって大切なことや家族が洗面所に求めていることを改めて整理してみましょう。今の洗面台で不便を感じること、「こうだったら良いのに」と思うことはありませんか? 一度すべて書き出して優先順位をつけてみることをおすすめします。
以下に、洗面所リフォームでご要望が多い項目ごとにポイントを解説していきます。
収納力をUPさせたい
《ポイント》諦める前に水まわりのプロに相談する
細々としたものが多く置かれる洗面所。最新のシステム洗面台は、排水管の形状をシンプルにすることでキャビネット部分の空間が広くなっていたり、使い勝手の良い引き出し収納になっていたりと工夫が施されています。
ただ、収納力は高ければ高いほどありがたいものの、「そもそも洗面所自体のスペースが狭いから…」と諦めている方もいらっしゃいます。そんな時は水まわりのプロであるクラシアンにご相談ください。洗面台のサイズが変わらなくても、水道配管の位置を調整したり造作の棚を設置したりすることで収納力を向上させられる場合もあります。
衛生的で便利な水栓にしたい
《ポイント》タッチレス水栓の洗面台を導入する
新型コロナウイルスの感染拡大で、丁寧な手洗いが日常となりました。今洗面台を交換するなら、おすすめは断然タッチレス水栓付きの洗面台です。
触らずに吐水・止水ができるから、汚れた手で蛇口を触ることも、洗った手で汚れた蛇口を触ることもありません。濡れた手で蛇口操作をする必要がないので、水アカなどの汚れも発生しにくくなります。
なお、今の洗面台のまま水栓のみをタッチレスに交換したい場合、洗面台の蛇口タイプや設置条件により取り付けられないことがあります。ご自宅の洗面台に設置可能かどうかは入念な確認が必要です。
オリジナルデザインの洗面所にしたい
《ポイント》カウンタータイプの洗面台への交換も検討してみる
収納や鏡・照明などが全てセットになっているシステムタイプの洗面台に対し、デザインや機能をアレンジできるのがカウンタータイプ。カウンターの台や洗面ボウル、水栓やキャビネットなどを、すべて自分の好みで組み合わせられます。デザインが美しい海外製の水栓を取り入れたい、雑誌やInstagramで見た素敵なデザインを真似てみたいという方におすすめです。
ただし、システムタイプに比べると費用が割高になる傾向が。また、海外製の水栓などは故障した際に交換部品が入手できないケースも多いため注意が必要です。
バリアフリーリフォームをしたい
《ポイント》洗面台本体でもバリアフリーを実現
バリアフリーリフォームと言うと、段差の解消や手すりの設置、開き戸を引き戸に変更するといった点に目が行きがち。しかし前述したカウンタータイプの洗面台で、バリアフリーを実現するという方法もあります。カウンタータイプにすれば洗面ボウルの下の空間を開けておいたりカウンターの高さを使いやすく設定したりと、自由に設計することが可能。車椅子のままや椅子に腰掛けても利用しやすい洗面台が叶えられます。
また、システムタイプでも車椅子のまま使用できる洗面台もあります。家族みんながずっと使いやすい洗面台のカタチを、既成概念にとらわれず考えていきましょう。
セカンド洗面台を設置したい
《ポイント》SFAポンプを使えば洗面台が増設できる
玄関の近くや2階に洗面台が欲しい、使用していない空き部屋をランドリールームにしたい、といった場合も設置可能な小型の洗面台があります。しかも水道を引いていない位置でも、大規模な工事をせずに水まわりを増設することが可能な「SFAポンプ」を活用する方法もあります。
排水管を使用せずにポンプの力で排水を流す仕組みのSFAポンプ。日本ではあまり馴染みがありませんが、海外ではリフォームに広く利用されています。床下の工事を行うとなると大掛かりになり費用もかさみますが、これなら費用もコンパクト。詳細はクラシアンにご相談ください。
壁紙のカビや床の落ちない汚れが気になる
《ポイント》壁紙や床も一緒に張り替えリフォームを
湿気がこもりやすい洗面所は、壁紙にカビが生えてしまうことがあります。また、防水性能のないフローリングなどの床材を使用していると、長年の湿気で床が腐朽して抜けてしまうことも。洗面台のサイズが変わることで古い洗面台の跡が気になったり、ピカピカの洗面台との対比で余計に汚れが気になったりする場合もあります。
カビや傷み・落ちない汚れが気になるのなら、洗面台を入れ替えるタイミングで一緒に張り替えることをおすすめします。何より、一度設置した洗面台を再び移動させてから張り替えるのでは、作業や費用にロスが生じてしまいます。
洗面所の壁紙には、湿度を調節してカビや結露を抑える機能性壁紙がおすすめ。脱臭・消臭効果や抗ウイルス効果のある壁紙もあるので、今感じている不満や問題と照らし合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
現状に特段不満はない
《ポイント》費用を抑えるなら実績豊富な業者に相談を
経年劣化による水漏れや洗面ボウルの破損などで洗面台交換を行う場合もあるでしょう。そういう時は「今まで使用していた洗面台には特別な不満はない」ということもあります。そういった場合は、今の洗面台と同等のサイズ・グレードを選べば良いだけ。最新の洗面台は古い洗面台に比べて基本的な性能が向上していることが多いため、それだけで充分に満足できるでしょう。
ただし、「予定外の出費になってしまったからできる限り予算を抑えたい」という場合は、クラシアンにご相談ください。全国で幅広いメーカーの商品を多数取引している実績があるため、手ごろな価格・確かな技術でのリフォームのご提案が可能です。
費用はいくら必要?予算は「グレード」と「サイズ」で決まります
洗面台の本体価格は「グレード」と「サイズ」でおおよその相場が決まります。下記の表を参考にしてみてください。
グレード | ポイント | サイズ | 本体価格の相場 |
---|---|---|---|
ベーシックグレード | 狭い場所にも設置可能。機能や収納は必要最低限で、鏡の選択肢も少ない。 | 50~75cm | 4~7万円 |
ミドルグレード | 収納や洗面ボウルが大きく使い勝手が良い。メーカー独自の便利な機能も。 | 60~75cm | 7~14万円 |
ハイグレード | 高級感のあるデザイン。プラスアルファの収納力や清掃性などの機能が向上。 | 75~90cm | 14万円~ |
※上記の相場に設置作業費は含みません。
洗面台交換&洗面所リフォームを成功させるポイントまとめ
せっかく洗面台を交換するなら、今よりもっと暮らしやすい洗面所にしたいものですね。満足のいくリフォームを実現するために、下記のポイントを念頭に入れておきましょう。
- リフォーム後の使い方や理想をイメージする
- 希望を叶えられる方法がないか水まわりのプロに相談する
- グレードとサイズでおおよその費用が決まる
※この記事に含まれるデータは、公開時点のものであり、価格やサービス内容が変更されている場合があります。詳しくは最新の情報をご確認ください。
※本サービスが提供する情報の具体的な利用に関しては、利用者の責任において行っていただくものとします。