TOTOウォシュレットの選び方やおすすめモデルを紹介!設置・故障時の対応も解説
TOTOウォシュレットの選び方やおすすめモデルを紹介!設置・故障時の対応も解説
TOTOウォシュレットは、快適なトイレ環境を実現する温水洗浄便座として、世界中で高い評価を得ています。この記事ではTOTOウォシュレットの特徴と、ニーズや価格ごとのおすすめモデルをご紹介します。
- トイレ
- TOTO
- ウォシュレット
クラシアン編集部
記事公開日:
TOTOウォシュレットの選び方やおすすめモデルを紹介!設置・故障時の対応も解説
TOTO株式会社の高い技術により製造された「TOTOウォシュレット」は、快適なトイレ環境を実現する温水洗浄便座として、世界中で高い評価を得ています。
しかし、いざ購入しようとすると、多くのモデルがあり、どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、TOTOウォシュレットの特徴やおすすめモデルを詳しくご紹介します。
さらに、設置方法や故障時の対応に関しても解説しているので、はじめて購入する方や買い替えを検討している方もぜひ参考にしてください。
TOTOウォシュレットの特徴
TOTOウォシュレットは、高い清潔性能と利便性を兼ね備えています。特に、以下の3つの特徴を押さえておきましょう。
- TOTOの技術が詰まった清潔機能
- 瞬間式と貯湯式の選択肢
- 家族全員が使いやすい便利機能
TOTOの技術が詰まった清潔機能
TOTOウォシュレットには、トイレを常に清潔に保つための様々な機能が搭載されています。
代表的な機能である「きれい除菌水」が搭載されたモデルは、除菌成分(次亜塩素酸)を含む水で、菌の繁殖を防ぎます。
さらに、「においきれい」機能により、使用後の気になるニオイをしっかりと脱臭し、快適な空間を保てます。
また、ノズルの自動洗浄機能やフチなし便器の採用によって、日々の掃除が簡単になる点も大きなメリットです。
瞬間式と貯湯式の選択肢
ウォシュレットには、瞬間式と貯湯式の2つの加熱方式があり、それぞれ特徴が異なります。使用頻度やコストを考慮し、自分に合ったタイプを選ぶことが大切です。
瞬間式は、使用する際に瞬時に水を温める方式で、必要な分だけお湯を作るため、無駄な電力消費がありません。そのため、長期的に見て電気代を節約できる点が大きなメリットです。
また、タンクを必要としないため、便座がスリムなデザインになり、トイレ空間をすっきりと保てます。
家族全員が頻繁に使う家庭や、節電を意識したい方におすすめです。
一方、貯湯式はあらかじめタンク内に温水を蓄えておく方式で、比較的低価格で導入できる点が魅力です。初期費用を抑えたい場合や、使用頻度が低い家庭に適しています。
ただし、タンクに貯めたお湯を使い切ると、一時的に冷水になる点には注意が必要です。また、タンク内の水を保温するため、待機時の電力消費が多くなり、長期的に見るとランニングコストが高くなる傾向があります。
家族全員が使いやすい便利機能
TOTOウォシュレットは、家族全員が快適に使うための便利機能を搭載しています。特に自動開閉や自動洗浄、リモコン操作などの機能は衛生的で利便性の高いトイレ環境を実現します。
自動開閉機能が搭載されたモデルでは、人が近づくと便座のフタが自動で開き、離れると閉まるため、便座に手を触れることなく使用できます。衛生面を気にする方や、小さな子どもや高齢者がいるご家庭でも安心して使用できる点が魅力です。
また、自動洗浄機能により、使用後に便器を自動で洗浄するため、流し忘れを防げます。特に家族の人数が多い家庭では重宝する機能です。さらに、TOTO独自の技術を活かした強力な洗浄機能により、汚れの付着を抑え掃除の手間も軽減されます。
リモコン操作が可能なモデルでは、ボタンひとつで便座の開閉や洗浄機能を簡単に操作できるため、快適に使用可能です。リモコンは壁に設置でき、操作しやすく、トイレの使い勝手が向上します。
おすすめTOTOウォシュレットモデルの特徴と価格帯
TOTOのウォシュレットは、快適性と清潔性を兼ね備えた人気の温水洗浄便座です。用途や予算に応じて選べる様々なモデルがあり、それぞれのニーズに合った機能を提供しています。
本章では、高機能な「アプリコットシリーズ」と、コストパフォーマンスに優れた「KSシリーズ」の2種類を紹介します。
- アプリコットシリーズ(高機能モデル)
- KSシリーズ(コストパフォーマンス重視)
アプリコットシリーズ(高機能モデル)
「アプリコットシリーズ」は、多機能性とデザイン性を兼ね備えたプレミアムモデルです。TOTOの最上位クラスに位置し、快適性や清潔性を追求した機能が充実しています。
主な特徴は以下の通りです。
きれい除菌水による自動洗浄・除菌: 使用前に便器ボウル面にミストを自動で噴霧し、汚れを付きにくくします(プレミスト)。使用後には「きれい除菌水」のミストを便器ボウル面に自動でふきかけ、便器の清潔を持続させます。
ノズルきれい機能: ウォシュレット使用前後に水でノズルを洗浄するセルフクリーニングに加え、「きれい除菌水」でノズルの内側・外側を自動的に洗浄・除菌します。
便座きれい機能:トイレ使用後に「きれい除菌水」を便座裏の先端部分までふきかけ、普段見えにくい部分の清潔を保ちます。
お掃除しやすいデザイン:フルカバーの便ふたを採用し、ホコリが溜りやすいすき間を解消します。フチなしウォシュレットやつぎ目のないクリーン便座で、お手入れが簡単です。
価格帯:20万円台
KSシリーズ(コストパフォーマンス重視)
TOTOのウォシュレット「KSシリーズ」は、必要な機能を備えつつ、優れたコストパフォーマンスを提供するモデルです。瞬間式の温水供給方式を採用しており、洗浄時にお湯を瞬時に沸かすため、連続使用でも湯切れの心配がありません。
主な特徴は以下の通りです。
瞬間式温水供給:洗浄時に必要な分だけお湯を瞬時に沸かすため、連続使用でも湯切れせず、エネルギー効率も高い点が特徴です。
節電機能:使用状況に応じてかしこく節電し、無駄な電力消費を抑えます。
クリーン樹脂:便座とノズル、ケースには防汚効果の高いクリーン樹脂を採用しています。汚れをはじき、お手入れも簡単になります。
価格帯:約3万円~5万円
故障時の対応や修理、交換目安
ウォシュレットは日常的に使用するため、突発的な故障が発生するケースがあります。また、長年使用していれば、いずれ経年劣化も発生するでしょう。
故障時の適切な対応によって、修理費用を抑えたり、快適な使用環境を維持したりできます。よくあるトラブルとその解決方法、修理と交換の判断基準を確認しておきましょう。
- よくあるトラブルと解決法
- 修理と交換の判断基準
よくあるトラブルと解決法
ウォシュレットの故障は様々な原因で発生しますが、軽微なトラブルは自身で対処できる場合もあります。代表的なものでは、リモコンが動作しない、水漏れ、温水が出ないなどが挙げられます。
それぞれの対処方法は、次の通りです。
【リモコンが動作しない】
原因:電池切れ、リモコンの故障、本体との通信不良
対処方法:
- リモコンの電池を交換する
- 受信部に汚れがないか確認し、清掃する
- 本体の電源を一度切り、再起動する
【水漏れ】
原因:給水ホースの緩み、パッキンの劣化、本体の内部故障
対処方法:
- 給水ホースがしっかり接続されているか確認する
- パッキンが劣化している場合は交換する
- 本体内部からの水漏れはメーカーに問い合わせる
【温水が出ない】
原因:温水設定がオフ、ヒーターの故障、水道の凍結
対処方法:
- 設定を確認し、温水モードになっているか確かめる
- ブレーカーが落ちていないか確認する
- 寒冷地では水道凍結の可能性があるため、室温を上げる
上記の対処方法を試しても解決しない場合や、自分での対処が難しい場合は、専門業者に診断または依頼することをおすすめします。
修理と交換の判断基準
ウォシュレットの修理や交換を検討する際は、修理費用や使用年数を考慮しましょう。
一般的な修理費用の目安
故障内容 | 修理費用の目安 |
---|---|
リモコンの故障 | 約5,000円~10,000円 |
給水ホースの交換 | 約3,000円~8,000円 |
温水ヒーターの修理 | 約15,000円~30,000円 |
基盤の交換 | 約20,000円~40,000円 |
上記はあくまで目安であり、実際の故障の状態や修理業者によっても費用は変わります。
また、場合によっては、ウォシュレットの交換を検討する必要があるでしょう。主な交換のタイミングはふたつあります。
ひとつは、修理費用が高額になるケースです。目安として、修理費用が新品の半額以上の場合は、交換を検討する方が合理的です。省エネ性能が向上した最新モデルを導入すると、電気代や水道代の節約につながります。
もうひとつは、経年劣化が進んでいる場合です。一般的にウォシュレットの寿命は約10年とされており、それ以上経過すると部品の劣化が進みます。修理をしても別のトラブルが発生する可能性が高く、製品のサポートも終了しているため費用がかさんでしまいます。
上記のような場合は、一時的な出費は高くなるものの、後々のことを考えて交換した方が良いかもしれません。
TOTOウォシュレットを長く快適に使うコツ
ウォシュレットを長く快適に使うためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。特にノズルやフィルターの掃除を怠ると、汚れが蓄積して性能が低下したり、故障の原因になったりします。
ウォシュレットのノズルは、毎日使用するうちに汚れが付着しやすいため、週に1回程度の掃除が推奨されます。
掃除の際は、リモコンや本体の「ノズル掃除」ボタンを押してノズルを前に出し、柔らかい布や綿棒で丁寧に拭き取ります。仕上げに水を含ませた布で優しく拭くことで、清潔な状態を維持できます。
また、給水フィルターの掃除も重要です。フィルターには水道水の不純物が溜まりやすいため、3ヶ月に1回を目安に取り外して歯ブラシなどで汚れを落とし、水でしっかりすすいでから元に戻すと良いでしょう。
日常のちょっとしたケアも、ウォシュレットを長持ちさせるポイントです。便座やリモコンは、乾いた布でこまめに拭きましょう。寒冷地では凍結による故障を防ぐために、使用後にウォシュレット内の水を抜くことが推奨されます。
ウォシュレットを長く快適に使うためには、定期的な清掃と正しい使用方法を心がけることが大切です。
まとめ
この記事では、TOTOウォシュレットの特徴やおすすめモデル、設置方法や故障時の対応をご紹介しました。
TOTOウォシュレットは、信頼性・性能ともにトップクラスの温水洗浄便座です。ご家庭のニーズに合ったモデルを選び、快適で清潔なトイレ空間を手に入れましょう。定期的に行うメンテナンスが、長く使用するためのコツです。
クラシアンでは、ウォシュレットの故障対応(税込8,800円+事務手数料※1)や、設置(税込33,000円+事務手数料※1)を行っています。
TOTOをはじめとする各トイレメーカーのウォシュレットを多数取り扱っているため、交換をご検討の際もお気軽にお問い合わせください。
※1 作業の内容によっては、料金が異なります。事務手数料として諸経費が別途かかります。
※1材料が必要な場合は、別途材料費がかかります。また、お客様ご用意の商品取付に関しては、別途費用が発生する場合がございます。
※1営業所からの距離によっては別途費用がかかる場合がございます。対象となるエリアについてはお問い合わせください。
※1寒冷地については作業料金が割増しとなる場合があります。対象となるエリアについてはお問い合わせください。
※1夜間・早朝のお伺いについては作業料金が割増しとなります。詳細はお問い合わせください。
※1法人のお客様は料金体系が異なる場合がございます。詳細はお問い合わせください。
※この記事に含まれるデータは、公開時点のものであり、価格やサービス内容が変更されている場合があります。詳しくは最新の情報をご確認ください。
※本サービスが提供する情報の具体的な利用に関しては、利用者の責任において行っていただくものとします。