トイレの床は見えない汚れがいっぱい!種類別の掃除方法をまとめました
トイレの床は見えない汚れがいっぱい!種類別の掃除方法をまとめました
【クラシアン】トイレの床はどれくらいの頻度で掃除していますか?汚れが目につく便座や便器はこまめに掃除していても、床はあまり気にしていないという人も多いかもしれません。でも実はトイレの床には見えない汚れがいっぱい!床の素材で異なる掃除方法をご紹介します。
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クラシアン編集部
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トイレの床掃除をしていますか?汚れを放置すると雑菌の温床に!
テレワークなどで在宅時間が増え、さらに感染症対策への意識から、トイレ掃除の負担が増えたと感じている人も多いようです。
汚れが目立ちやすい便座や便器に比べ、なおざりになりがちなトイレの床。実ははっきりと目に見えていないだけで、飛び散った尿や皮脂、ホコリなどで汚れている場所です。便座や便器を掃除してもトイレが臭い、床の黒ずみや黄ばみが気になってきた、という場合は、蓄積された床の汚れが原因となっているかもしれません。
トイレの床の汚れの原因はこれ!
知らず知らずの間に汚れが蓄積しているトイレの床。主な原因は下記のものです。
尿の飛び散り
男性や子どもが家族にいるご家庭に多い原因がこれ。立って用を足すと、気付かぬうちに壁や床に尿が飛び散っています。「ちゃんと狙いを定めているから」という場合でも、見えないしぶきが広範囲にわたり飛散しているのが現実。
また、座って用を足している女の子でも、便座と便器の隙間から尿が飛び出して床に垂れ落ちていることがあります。
皮脂
素足でトイレ内に入っている場合、目に見えない足の裏の皮脂が床に付着しています。床掃除をしていないと、それが徐々に蓄積。そこにホコリが積もると、やがて床の黒ずみへと発展します。
ホコリ
トイレットペーパーを使ったり、衣類をまくったりするトイレ内は、予想以上にホコリっぽい場所。普段あまり意識していないかもしれませんが、床にはホコリが積もっています。飛び散った尿や床に付着した皮脂の上にホコリが落ちると、頑固な汚れや雑菌が繁殖する温床となってしまいます。
トイレの床掃除に必要・あると便利なアイテム
尿はねなどで汚れている床。日常的なお掃除で役立つアイテムをご紹介します。
ハンディ掃除機
ホコリや髪の毛が意外と落ちているトイレの床の掃除には、狭いスペースで扱いやすいハンディ掃除機があると便利。便器の裏側や配管の隙間にたまっているホコリも吸い取れます。トイレの床に掃除機をかけることに抵抗がある場合は、掃除した後に吸い込み口を除菌シートで拭き取りましょう。
トイレ用お掃除シート+トイレ用フロアワイパー
便座・便器の掃除にトイレ用お掃除シートを使用する方は多いと思いますが、床も同じシートでお掃除できます。さらにトイレ用のコンパクトなフロアワイパーを用意すれば、手が届きにくい箇所も掃除しやすくなるのでおすすめ。トイレの床に膝をつかずに、立ったまま掃除できます。
床掃除でホコリや髪の毛がたくさんシートに付着した場合は、トイレに流せるタイプのシートでも流さずにゴミ箱に捨てるようにしましょう。
クエン酸スプレー
こまめにお掃除シートで拭いていればそれで充分ですが、気になる汚れ・ニオイがある場合はクエン酸スプレーがおすすめ。アルカリ性の汚れに強いクエン酸は、除菌・消臭効果がありトイレの床掃除にも有効です。尿による黄ばみやニオイが気になる箇所にスプレーして拭き取りましょう。ただしトイレの床材がフローリングの場合、フローリングのコーティングを剥がしたり傷めたりする可能性があるため注意してください。天然大理石にも使用できません。
メラミンスポンジ
黄ばみや黒ずみが気になる箇所は、メラミンスポンジで汚れを削り取ります。ただし、フローリング等の素材によっては傷がつく恐れがあるため、掃除の前に確認しましょう。
トイレの床材ごとに適した掃除方法
トイレの床として一般的なのは、クッションフロア、フローリング、タイルの3種類。それぞれの床材の特徴と、それに適した掃除のポイントをご紹介します。
掃除しやすいクッションフロア
最近のトイレで広く使われているクッションフロア。水や汚れに強いビニール素材で、お手入れも簡単です。尿はねなどはトイレ用のお掃除シートで比較的簡単に拭き取れるでしょう。ただし静電気が発生しやすいため、ホコリが吸着しやすいという特徴があります。
壁際や便器との境目などにホコリがたまりやすいので、掃除機などでこまめに取り除くようにしましょう。
湿気に弱いフローリング
トイレの床材を、リビングや廊下と統一されたフローリングにしている家庭も多いでしょう。見た目に美しいフローリングですが、一方でトイレの床としては気を使う必要が。湿気に弱い木製である上、洗剤や掃除用具により表面のコーティングが傷つく場合もあります。
まずホコリを取り除いたら、ぬるま湯に中性洗剤を垂らし、雑巾をひたして固く絞って手早く拭きます。その後、きれいな水で絞った雑巾で水拭きをして、さらに乾拭きで仕上げます。フローリングに水が浸透しないよう、短時間で済ませましょう。
耐久性が高いタイル
強力な塩素系漂白剤やメラミンスポンジも使用できる丈夫なタイル。タイル自体よりも目地に汚れがつきやすいので、カビが生えないよう気をつけましょう。
表面の汚れが気になる場合は、中性洗剤を薄めた水にひたした雑巾を絞って拭き掃除した後、きれいな水で絞った雑巾で拭きあげます。しつこい汚れが落ちない場合、メラミンスポンジで削り取ります。目地に汚れがたまっている場合は、塩素系漂白剤で掃除しましょう。
汚れが落ちない時・掃除の負担を感じた時の対策
床の黄ばみや黒ずみが落ちない、掃除してもニオイが消えないという場合は、掃除では解消できない可能性があります。トイレを快適な状態に戻すためには、床の張り替えリフォームを検討するタイミングでしょう。
また、フローリングの床掃除を負担に感じている場合も、お手入れが楽なクッションフロアへの張り替えをおすすめしています。
トイレの床の掃除方法まとめ
- トイレの床は目に見えない尿・皮脂・ホコリで汚れている
- クッションフロアはホコリを取り除き、お掃除シートで拭く
- 湿気に弱いフローリングは手早く水拭きし乾拭きで仕上げる
- タイルは塩素系漂白剤やメラミンスポンジの使用もOK
- 落ちない汚れが気になるなら張り替えリフォームを検討
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