キッチンが水漏れする原因と解決方法～緊急事態になる前に～
キッチンが水漏れする原因と解決方法～緊急事態になる前に～
【クラシアン】気づいたらキッチンシンクのまわりが水浸しになっていた、というショッキングな状況に陥ったら……。そんな事態を招く前に知っておきたい、キッチン（台所）の水漏れの原因と解決方法をまとめてご紹介します。
- キッチン
- 水漏れ
クラシアン編集部
最終更新日：
記事公開日：
原因箇所ごとに全く違う！キッチン（台所）の水漏れ対処法
多くの家庭で毎日使用されるキッチン。それだけに、水漏れなどのトラブルが起こって使用できなくなると困ってしまうでしょう。
キッチンには、給排水だけでなく浄水器や食洗器など、給水を使用するものが集まっているので、それだけ水漏れの原因も多くあります。
キッチンの漏水は、どのような箇所で起こり、何が原因なのか。正しく見極めることが解決の近道です。
今回は、キッチンで水漏れが起きた際の原因や対処方法についてご説明していきます。
キッチン（台所）で水漏れが起こる原因と解決方法
キッチンにはいたるところに給水・排水管があり、それぞれに水漏れの原因があります。
水漏れの箇所や程度によって、修理も変わってきますので、まずはどの部分から水が漏れているのかを確認しましょう。
蛇口周辺またはシンクの下の水漏れでいくつかある原因のいずれかを見極めましょう。
1.蛇口周辺から水漏れしている
ハンドルを閉めてもポタポタと吐水口から水が垂れたり、接合部分から水がもれ出たりする症状は、設置から10年以上経った蛇口でよく起こります。
シングルレバーの蛇口の場合、接合部分のパッキンまたはレバー内のバルブカートリッジの劣化が考えられ、その場合はハンドル下の継ぎ目部分や、本体の継ぎ目からにじむように漏水します。
水とお湯が分かれているツーハンドルタイプの場合、多くはナットのゆるみやパッキンの劣化が原因で、ハンドル下からの漏水や、吐水ノズルの根本から漏水が多いです。最初はわずかににじむ程度で、漏れた後に筋のような水垢が残ります。状態が悪化する前に、チェックしてみましょう。
いずれの場合も劣化している部品の交換・ナットの締め直しや、場合によっては蛇口の本体交換で水漏れは解決します。
2.シンク下の給水管・給湯管から水漏れしている
これも多くはパッキンの劣化やナットのゆるみが原因です。 水があふれているときはシンク下の止水栓を閉めます。老朽化などによりナットがサビついて動かないことや、止水栓が閉まらない場合がありますが、潤滑油などを使っても動かないときは力任せに回すと配管が破損する恐れがあるので、無理せず水まわり業者に依頼しましょう。
3.シンク下の排水管・排水トラップから水漏れしている
パッキンの劣化による接合不良に加え、排水管内部のつまりや蛇腹ホースの亀裂など、さまざまな原因が考えられます。
排水管内部がつまっている場合、ラバーカップなどの道具でつまりを取り除いたり、排水トラップを外して清掃したりします。
排水管や蛇腹ホースの亀裂や穴が原因の場合、軽度であればパテなどで補修できますが、それ自体を新しく交換することもあります。
また、排水管の奥でつまりが起きて配管とホースの接合部から溢れている場合は、ワイヤーや高圧洗浄などでの配管洗浄が必要になる場合があります。
4.シンク自体から水漏れしている
シンクと流し台の間を埋めているコーキングに隙間ができて水漏れしている場合は、劣化したコーキングをはがしてやり直します。
シンクと排水トラップのつぎめで水漏れしている場合は、パッキンの交換かナットの締め直しで解決するケースが多いです。
シンク自体がサビて穴が開き、水漏れするケースもあります。補修材で塞げる場合もありますが、キッチン自体の交換になることもあります。
5.浄水器・食洗器などから水漏れしている
システムキッチンに設置されているようなビルトインの浄水器や食洗器には、給水・給湯管から分岐して水が送られています。ビルトイン式の設備は元栓が見えない場所にあることも多く、修理する際も機器を取り外しての大掛かりな作業になる場合があります。
このようにキッチンの水漏れの原因は多様にあり、水漏れが見えていれば原因の特定は早いのですが、どこから漏れ出しているのかわからない場合もあります。
キッチンでの水漏れを発見したら、どの部分からの水漏れかを確認し、水まわりの修理業者に修理を依頼しましょう。
クラシアンでは、蛇口や給水管・排水管などのキッチンでの各種水漏れにも8,800円（税込）~＋材料費で対応しております。最短30分で駆けつけますので、お困りの際は水道局指定工事店のクラシアンに安心してご依頼ください。
キッチン・台所の排水口つまり・水漏れ修理交換のサービスと料金 | クラシアン
キッチン（台所）の水漏れで緊急事態になる前に日頃の生活で心がけること
パッキンなどの部品は消耗品なので、定期的な点検でチェックしておくといいでしょう。また、排水管のつまりを防ぐためには油汚れ・異物などを排水口に流さないように気をつけます。
水漏れを放置するとシンク下の収納や床でカビ・腐敗が発生したり、階下への漏水を招いたりすることもあります。水漏れが起きてしまったら早めに適切な対応をするようにしてください。
また、キッチンを長期間使わなかった時は再使用時に水回りのチェックを行ったり、日常の使用後も水気をできるだけ拭き取っておいたりすると、キッチンへのダメージを減らすことができます。
まとめ：キッチン（台所）で水漏れが起きたら慌てず対応しよう！
今回は、キッチン（台所）の水漏れと対処方法についてご説明しました。
キッチンの水漏れは、水栓だけでなく収納庫の中や床との隙間などの様々場所から生じることがあり、それぞれに原因と対処法が違ってきます。
どこから漏れているのかを確認し、業者へ依頼する時に伝えることができると、スムーズに施工が行えます。もしわからない場合でも慌てずに、水まわりの水道業者に依頼しましょう。
クラシアンでは、キッチン（台所）の水漏れの修理を8,800円（税込）~で承っております。点検とお見積もりは24時間365日無料で実施しておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
キッチン・台所の排水口つまり・水漏れ修理交換のサービスと料金 | クラシアン
「排水口」と「排水溝」を混同し、誤用しているweb記事が多く見受けられます。「排水口」の意味は、排水が流れ込んでいく排水パイプの入り口。一方「排水溝」は、屋外に設置された溝型の排水経路です。金属製の格子状の蓋などで塞がれていることが多く、いわゆる「ドブ」と呼ばれているものが「排水溝」です。
※この記事に含まれるデータは、公開時点のものであり、価格やサービス内容が変更されている場合があります。詳しくは最新の情報をご確認ください。
※本サービスが提供する情報の具体的な利用に関しては、利用者の責任において行っていただくものとします。
関連記事
