排水管(下水管)が詰まったら……配水管交換工事の事例と費用
排水管(下水管)が詰まったら……配水管交換工事の事例と費用
【クラシアン】排水管(下水管)の詰まりはトーラーや高圧洗浄機による管清掃で解決することもありますが、場合によっては排水管の交換が必要になることも。排水管が詰まってしまったとき、どのように対処すれば良いのかをご紹介します。
- 屋外
- つまり
クラシアン編集部
最終更新日:
記事公開日:
排水管の詰まり解消には配管工事が必要!?
排水管(下水管)の詰まりはトーラーや高圧洗浄機による管清掃で解決することもありますが、勾配に問題がある・管が破損しているというケースでは排水管の交換が必要になることも。排水管が詰まってしまったときは、一体どのように対処すれば良いのでしょうか。
排水の詰まり・逆流の原因は排水管?業者を呼ぶ前に知っておくべきこと
はじめに、排水管の清掃や交換が必要になる「詰まり」の状況を確認しましょう。
- 1.トイレの詰まり
- 一度に大量のトイレットペーパーを流したり、食べ残しなどを流してしまい、排水管に汚れがたまっている場合は、トーラーや高圧洗浄で管内を清掃します。携帯電話などは配管より手前で詰まっていることが多いので、その場合は便器を取り外して異物を取り除きます。
- 2.配管の勾配不良による詰まり
- 排水管は水が自然に流れる角度で設置されていますが、この角度が変わってしまうと水が途中で溜まったり逆流したりします。排水管が逆に傾いてしまっている、あるいは管自体に損傷があるような場合は、排水管を適切な勾配をつけて交換する必要があります。
- 3.排水管の破損による詰まり
- コンクリート製の排水桝(ます)では、経年劣化による破損などで排水管との接合部に隙間ができたりして、ペーパーや汚物が引っ掛かり流れなくなってしまうことがあります。
標準的な排水管工事の方法と費用感
クラシアンでの排水管工事の標準作業料金は、1メートル以内で36,300円(税込、材料費込)。それ以上の長さになると1メートルごとに6,050円(税込)が加算されます。
さらに、新たに設置する管(長さによる)や排水桝の個数、掘削作業・コンクリートのはつり・モルタル補修の量などに応じて料金が変わってきます。建物の構造によっては一度給水管を取り外してからの作業になる場合があるため、給水管の補修費用が発生するケースもあります。
排水枡の交換が必要になる場合とその費用感
家の中の排水管が合流して一カ所にまとまる排水桝は、排水管の掃除や点検をしやすくするために設置されています。古いコンクリート製タイプは約30~40センチ幅で四角や丸い形のもの、新しい塩化ビニルタイプの多くは幅が15センチぐらいの丸い蓋になっています。
排水枡に汚れや土がたまったり木の根が入り込んだりして詰まりが発生するケースもありますが、古くなった排水桝が破損している場合は交換の必要があります。
交換費用は、設置・撤去込みで1ヶ所あたり42,350円(税込)というのがクラシアンの通常価格で、排水桝の深さが50センチ以上の場合は48,400円(税込)です。
トラブルの症状によって必要な修理や工事は違うため、『排水管の交換・工事の事例と掛かる費用とは?』も確認しつつ、信頼できる専門業者にお見積もりを依頼してください。
※この記事に含まれるデータは、公開時点のものであり、価格やサービス内容が変更されている場合があります。詳しくは最新の情報をご確認ください。
※本サービスが提供する情報の具体的な利用に関しては、利用者の責任において行っていただくものとします。